創生応用医学研究センター全体のセンター長を務めておりますが、AI医学基盤部門においては、デジタルメディシナルプログラムコアセンターを担当しています。東北大学本部オープンイノベーション(OI)戦略機構と医学系研究科とは連携して、デジタルメディシナルプログラム(DMP)を推進しており、私はその総括を行っています。本コアセンターでは、DMPを通じて得られた企業のニーズ情報を集結し、また、私がプロジェクトマネージャー(PM)を務めるムーンショットプログラムとも連動し、創生応用医学研究センター全体の研究成果、特にAI医学の研究の成果を社会実装につなげるべく、実用化に向け活動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
当コアセンターでは学内を含めた国内外の教育・研究機関、企業等と協働し、AI技術の発展の基盤となるデータの収集・蓄積、新しい医療・医薬サービスの開発と実装に取り組みます。
これまでCRIETOバイオデザイン部門が窓口となって行う医療現場観察プログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット ASU)や課題解決実証型フィールドオープン・ベッド・ラボ OBLなどを担当させていただく中で培ったデザイン思考、多くの企業のみなさまとのアライアンスのノウハウを取り入れ、テクノロジー、データを上手に使いこなしながら取り組んでまいりたいと考えております。デザイン、連携に関わることなどを含め、いつでも、お気軽にお声がけください。
当コアセンターでは、本部オープンイノベーション戦略機構との連携で推進しているデジタルメディシナルプログラム(片桐コアセンター長が総括)、および、東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)(中川副コアセンター長がバイオデザイン部門長)との密な連携のもと、創生応用医学研究センターのAI医学研究などをはじめとし、ムーンショットプログラム(片桐コアセンター長がPM)とも連動して、各々の研究成果について産業界のニーズとのマッチングを進め、AI技術の発展の基盤となるデータの収集・蓄積、新しい医療・医薬サービスの開発と社会実装に取り組みます。
医薬品、医療機器、ライフスタイル共創のライフスタイル3領域に関する企業と東北大学の組織対組織の共同研究をマッチングする「デジタルメディシナルプログラム」を推進しています。まず、マッチングをコーディネートし、フィジビリティスタディにつなげるべく、契約に向けた共同研究案の策定の支援を行っています。その後の段階では、社会実装に向け、必要なビジネスパートナリングの支援を行います。これまで、多くの共同研究契約が締結、あるいは、締結に向けての協議が勧められており、共同研究講座の設置にもつながっています。今後の益々の発展が見込まれるAI医学の研究成果などを社会実装につなげていくことをミッションとしています。